2021年1月4日発売、花とゆめ3号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」61話のあらすじと感想をネタバレ有りでご紹介していきます
コミックス最新刊は9巻です
前回までのあらすじ
墜落JKと廃人教師 Episode.61
18回目の誕生日
寿命が来る前に、およそ80回は迎えるであろう特別とされるその日を、扇言が特別と思わなくなったのはいつからだったか…
「JK、今日が何の日か知ってる?」
教室を出ようとする扇言の行く手を阻み、先生が声を掛けた
「誕生日おめでとう」
「誕生日昨日ですけど」
「遅れてない。断じて遅れてない」
勢いで乗り切ろうとする先生に冷静にツッコみながら、誰にも誕生日を言ったことがないのによく知ってたと感心すると「そりゃあ教師だもの。それなりの個人情報は」と返答
扇言の誕生日は4月29日なので祝日
学校でおめでとうと言われることなく歳を取ってきたとさめざめと話す
「友人は知らねーけど家族からは?お前の兄ちゃんならアホほど祝ってくれんじゃね?」
「あぁ…確かに兄は黙って金一封をくれます」
しかし親は扇言のことを祝われるのが苦手なタイプだと思っていて、誕生日には触れてこないという
「我が家は4月には自粛を要する空気…っていうのもありまして…」
その言葉で扇月の命日だと察する先生
「何かほしいものある?」
「急に聞かれても…分からないです…」
「ま。そりゃそーか。俺はちゃんと祝うから、欲しいもの考えといて。帰るまでになー」
そのまま先生と別れ、過去のことを思い出す
自分の誕生日ケーキを、兄にあげようとする幼い扇言
しかし一瞥しただけで「いらない」と言われてしまう
それを見た両親が、おとなしい子だからお祝い事が苦手なんじゃないかと話していた…
特別な日
放課後になるまで、先生に言われた通り『ほしいもの』をずっと考えていた扇言
『学力』『友人』『時間』『体力』『不労所得』『幸せ』『デート』…
無茶なものしか思いつかない
さらに自分なんて生まれてこなければよかったと考えている時点で、誕生日を祝われる資格はないのではと考えていた
そして放課後
結局思いつかずに、こっそり帰ってしまおうとするがあっさり捕獲
無理に祝わなくていいと言う扇言に、先生は背中にのしかかるように体重を掛けてくる
「お前はさー、高峰やるっこや淳人の誕生日も何でもない日だって思う?」
「思わないです」
「…じゃあ、生まれたことに引け目を感じてた奴の誕生日は?」
そのまま後ろから抱き締められ、頬を撫でられる
投げかけられたその言葉の真意、自分と先生のことを言っているのだと気付く
「…とっても、大事な日です」
その反応に嬉しそうな顔の先生は、扇言を連れてたいやき屋さんへ
するとそこには、扇言の誕生日を祝おうと準備してくれていた友人たちの姿
「1日遅れてる上準備中のグダグダでごめん。祝日みんな都合合わなくて…」
まだ準備が終わっていないと謝ってくれた和馬のセリフで、先生が1日遅れて祝ってきたのは皆に合わせてだったりするのではと感じた
「誕生日おめでと!」
クラッカーを鳴らされ盛大に祝われると、思わず黙り込んでしまう扇言
…いいのかなぁ
自分はいない方がいいのではないか
そう幼い頃から思ってきた
それでも、子供の頃からお祝いされるのは嬉しかった
「嬉しい…」
真っ赤な顔を鞄で隠しながら、涙ながらにそう呟いた扇言
きっと人はこういう気持ちを、特別を呼んでいる…
感想
ちょっと切ない部分もありましたが…
扇言のお誕生日回です!
先生のくせに誕生日祝い1日遅れるとか何事?!と思ったけど…
なるほど、そんな優しさが隠れていたとは…!!
ちょっとキュンときてしまったー
誕生日が祝日なのもそうだし、4月だと新クラスになって日が経ってないから気付いたら誕生日が終わってるとかあるあるな気がします
ラストのたいやき屋さんの奥さんの「ちなみに仁くん一銭も出してないよ」がじわじわくる…w
個人で何かプレゼントするんだろうけど、めっちゃマイナスww
まだ扇言の誕生日会ターンが続くみたい
「ハッピー死屍累々パーティー」ってなんぞ…
次回も楽しみです!w
次回掲載号の発売日は?
次号も掲載されますね
次号掲載の4号の発売日は2021年1月20日(水)です
楽しみに待ちましょう!
更新しました⇩
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最後までお読み頂きありがとうございました