2020年12月28日発売りぼん2月号掲載の「キスで起こして。」9話のあらすじと感想をネタバレありでご紹介していこうと思います
コミックス最新刊は1巻です
前回までのあらすじ
冬眞への気持ちを自覚した絵南は、ただの姉ではないとアピールしようと気合を入れて臨海学校へ
冬眞が自分を家族として見ていないことを理解していても、気持ちを抑えられなくて…?!
キスで起こして。DESTINY.9
伝わらない告白
「幻滅させてみろよ」
自分に何を言われても動じないと余裕で妹扱いをされた気分な絵南は、少しは動揺してほしくて、ついに告白する
「好きだから。冬眞を好きになっちゃったから、気持ちを隠して一緒にいることに罪悪感を感じたんだよ」
言ってしまったとドキドキする絵南
しかし冬眞は「罪悪感てなんで?」と普通の顔
「家族なんだから好きでいいじゃん。俺も絵南のこと普通に好きだし」
自分たちが仲が良いと妹の希咲がヤキモチ妬くかもしれないと絵南が気を回していると勘違いしている冬眞
自分の気持ちが全く伝わっていないことに呆然とする絵南
恋愛経験値ゼロ
海での自由時間
蛍とののがはしゃいでいるのをよそにテンションの低い絵南
あんなにモテる冬眞が本気の告白に気付かないなんて有り得ない、遠回しに振ったのでは…とネガティブになっていると、話を聞いていた日翔が会話に割り込んでくる
「いやいや仕方ないよ。いくらモテてても冬眞自身は恋愛経験値ゼロだからさー」
「恋愛経験値ゼロって…」
「俺が知る限りでは初恋もまだなんじゃない?お子様なんだよ、冬眞くんはー」
茶化す日翔に蛍が「恋愛とかしてる余裕なかっただけでしょ。希咲が生まれてからはさ」と呟く
そこに、ビーチバレーをしようと冬眞や住屋達が誘いに来る
昨日眠れなかった絵南はあまり体調が良くないものの、せっかくなので参加しようとする
「絵南ちゃん。冬眞はね、自分の気持ちにも鈍感なだけだと思うよ。試してみる?」
日翔は絵南にそう耳打ちすると「俺と絵南ちゃんペアね!」と腰を抱き寄せてくる
驚いた瞬間、日翔の顔面に飛んでくるビーチボール
「ごめん住屋。俺と絵南は不参加で」
「ちょ、何してんの冬眞!てかなんで私まで…」
そう抗議するも、さらりと前髪に触れられ「顔色悪い。体調悪いなら大人しくしてろよ」と心配されれば悪い気はしない。
チラリと振り返ると、絵南に向けてウインクを飛ばす日翔
自販機でドリンクを買ってもらいながら、今日翔にボールを投げたのはやっぱり家族を守る行動なんだろうかと考える絵南
そのまま海に入って遊ぶことにした2人
浮き輪のレンタル場所に詳しい冬眞を疑問に思って行くと、冬眞の母親の地元でよく遊びに来ていて、昨日の水族館も行ったことがあるという
希咲も行ったことがあるのかと聞くと否定する冬眞
「母親が死んでからはこっちにはほとんど来てないから」
告白リベンジ
冬眞の過去…
里帰り出産をする母親についていくのを拒んだ冬眞
『妹なんてつまんない、弟がよかった』
ゲームから視線を逸らさずに言う幼い日の冬眞に、母親は優しく笑う
『冬眞は絶対優しいお兄ちゃんになるよ。帰ってきたらいっぱい遊んであげて、守ってあげてね。じゃ、行ってくるねーーーー…』
海に浮き輪で浮かぶ絵南は、冬眞に踏み込んだことを聞いてしまったと落ち込んでいた
希咲が生まれてすぐに母親が亡くなったということは冬眞は9歳くらい
そんな頃から冬眞は希咲にとって良い兄であろうと家族を大事に思ってきていたのだと感傷に浸る
するといきなり顔にぱしゃっと海水をかけられる
「何すんのーーー!」
「あからさまに暗くなってんじゃねーよ。絵南に隠す事じゃないと思って言っただけだから」
「話してくれたのは…嬉しい」
「だったらそれだけでいいんだよ」
そう言って笑ってくれる冬眞
「昨日の話、もう1回していい?」
絵南は今度こそ伝わるように冬眞に告白する
「家族としてももちろんだけど、それ以上に1人の男の子として私は冬眞の事が好きだよ」
初対面の時に言われたこと
『絶対俺の事好きにならないでね?』
今ならなぜあんなことを言ったのかが分かる
母を早くに亡くした冬眞にとって、家族を守ることは最優先事項
他は全部二の次
恋愛も、自分自身のことも…
「私も自分の気持ち優先で家族を壊したくはないよ。でも冬眞言ったよね、血は繋がってないから結婚も恋愛も出来るって」
浮き輪でぷかぷか海に浮いたまま、絵南は言葉を続ける
「それってさ、冬眞も私を好きになって結婚したら、皆ずっと家族でいられるって事でもあるよね?」
その言葉に驚いた表情の冬眞
「私が冬眞に全部あげる。恋愛も、家族も」
感想
今回、絵南がめちゃくちゃ頑張りましたね!!
短期間で2回も告白するとかとんでもなく精神力いりそう…
冬眞は日翔が言うよに本当にただお子様ってだけなのかな
絵南が思ってたように、遠回しに振っていると言うか気付かないフリをしたんじゃないかって思ったんだけど…
ラストの告白は、もうどうにも逃げられないし勘違いしようがないですもんね
これにどう反応するかで冬眞の真意がわかりそう
でも初っ端から『俺を好きになるな』っていう男だからなぁ
なんか拗らせて絵南に冷たく当たるようになったら嫌だなぁ…
次回、ドキドキするけど告白に対しどう返すか楽しみです
次回掲載号の発売日は?
次回掲載は3月号
絵南の告白に鈍感冬眞は一体どう返す…?!
3月号は2021年2月3日(水)発売予定です
楽しみに待ちましょう
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以上ちまうさでした
最後までお読み頂きありがとうございました