2020年12月4日発売の花とゆめ1号掲載「なまいきざかり。」122話のあらすじと感想をご紹介したいと思います
コミックス最新刊は19巻
前回のあらすじ
宇佐見さんに誘われて、諏訪さんと成瀬の四人で初詣に来た由希
一人トイレへ向かった宇佐見さんは、春原さんと成瀬が抱き合っているところを目撃してしまい…?!
なまいきざかり 第122話
宇佐見さんの苦悩
「あ、ありがと。もう平気」
泣いてしまった春原さんは成瀬から距離を取ると強がってみせる
「…まぁ、帰んなら気つけて」
「ははっ『気をつけて』?変わったんだね、翔」
春原さんと分かれ、由希達に合流した成瀬
四人で無事にカウントダウンを迎えられたものの…
「いやハッピーニューイヤーじゃないんだよ!!」
お正月に実家に帰ってきた宇佐見さんは、年明け寸前に見てしまった成瀬の姿にモヤモヤとしていた
チャラい見かけとは反対に由希一筋だと思っていた成瀬が元カノと抱きあっている姿を見てしまい、一人では抱えきれなくなってしまう
そこで年明け早々自主練習をしていた静の元へ行き、差し入れがてら成瀬の中学時代の彼女のことを探ろうとする
静は由希に何かあったのかと敏感に感じ取り、今は成瀬よりも静のほうが信頼できると踏んだ宇佐見さんは「成瀬くんが元カノと抱き合ってたの…!」と相談する
しかし、運悪くその発言を由希に聞かれてしまう
張り詰めていく気持ち
「み…見間違いじゃ…なく…?」
真っ青になりながら確認するものの否定され「ただならぬ空気ではあった…」とダメ押しされてしまった由希
初詣の日、成瀬から春原さんに会ったという話は聞いていない
何か理由があるはずだと、やんわりと成瀬に探りを入れる
「何か…年末から年始にかけて報告してないこととか、ない…?」
「ない」
そんなわけないだろと心の中でツッコミつつも、それ以上は聞けないまま
バイト先で春原さんに会っても、彼女も何も言ってこずモヤモヤは募る
そんな時、明日の夜大雪になるというニュースを耳にした春原さんが「ええええ…?!」とオーバー気味に驚く
聞けば住んでいるボロアパートが前の大雪で屋根が崩壊し、次は通路が危ないと言われているそう
「大丈夫…なの?」
「ぜっ全力で雪おろせばしぬことないと思います」
強がる彼女を見て、今頼れる人がいないのかもしれないと感じる由希
癒やしの袴田
バスケ部の練習中、静が洗濯室へ行くと、無心でヨガのポーズをとる由希の姿
以前宇佐見さんから聞かされた話を思い出し、成瀬の頭の中は由希しかないから何かの間違いじゃないかと思っている静
「…ごめん。昨日は…袴田くんにまでおかしな話を聞かせてしまって…」
「いや俺は平気ですけど…」
しかし由希は気にしているだろうと心配した静は、以前由希が袴田家に行った後の弟のエピソードを話すなど、少しでも元気付けようとする
由希は静と話すことで、ずっと張り詰めていた気持ちが少しだけほぐれる
そんな二人の様子を成瀬が見ていた
気持ちが切れる…
徐々に強くなってきた雪
春原さんは大丈夫だろうかと心配していると、ピンポンと玄関のチャイムが鳴る
「凍る」
寒そうにしながらやってきた成瀬に驚く由希
「別に特に用ないけど」
「ばかじゃないの、こんな雪の中…」
玄関先でぎゅっと抱きしめられるが、元カノと抱き合っていたという宇佐見さんの声が脳裏によぎる
咄嗟に腕を突っ張り距離を取ると「タオル出すから待ってて…」と成瀬に背を向ける
「ねぇ。何かあんなら言えよ」
自分は春原さんと会っていたことを話さないのにと、成瀬の気持ちがわからなくなってイラっとしてしまう由希
「…もしかして、静とまた何かあったの」
見当違いも甚だしい成瀬の勘ぐりにすかさず反論する
「何でも袴田くんのせいにすんのホントやめたら?!」
「は?」
「は?!てゆーか、自分こそ春原さんと会ったこと隠してるじゃん…!」
結局自分から切り出してしまう由希
「…いつの話してる?」
「…年末の…神社の」
「別に隠してたワケじゃねーし」
「じゃあなんで黙ってたの」
「それは…」
成瀬は言いながら、春原さんが母親に約束を破られて泣いていた顔が思い浮かぶ
「…人んちのことそんなベラベラしゃべれねぇだろ。あん時は宇佐見さん達もいたし。それに別にセンパイにも関係ねぇことじゃん」
その言葉で、ついにブチっとキレてしまった由希
「関係ない女が口挟んでどうもすいませんでしたね。え?」
あまりの怒りの表情に驚く成瀬
「…由希セン」
「それより、早く行ってあげたほうがいいよ」
「どこに?」
「春原さん。今頃この雪で不安がってると思うし」
成瀬に背中を向ける由希
「お家のこと、私とあんたにくらいしか話してないみたいだし、男手もないし誰にも頼れなくてきっと困ってるよ」
「…何でまたあいつの話に」
「今度はちゃんと守ってあげたら」
全く成瀬の方を見ない由希
成瀬は今日洗濯室で笑い合っていた由希と静の姿を思い出す
「…んだよそれ。センパイはそれでいいの?」
背中を向け、俯いたままの由希は答える
「いい。どうでも」
それに対して「…わかった」とだけ告げ、成瀬は由希の部屋を出て行った
ふっと部屋が暗くなり停電だと気付く
スマホを探し棚に手をかけると成瀬に買ってもらったスノードームに当たり、ガシャーンと大きな音を立てて割れてしまった
感想
ゆ…許せん……!!!
いやもうね、こうなるんじゃないかと思ったよね!
成瀬ぇぇぇ!!(怒
ここはもう静ちゃん推しに担替えな勢いですよ!
『なまいき』にこういう切ない展開求めてないのに…
由希に感情移入しすぎてツライよーーーー(泣
これでホントに春原さんのアパート行ってたらもう読むの止めてしまいそうww
相変わらず宇佐見さんはいい人だなぁ
若干から回って静ちゃんに相談したところを由希に聞かれるあたりなんともグッジョブだけどもw
諏訪さんに相談しなかったのは何でなんだろー
実家に行っちゃってるからかしら??
ここぞとばかりに静ちゃんには頑張ってもらいたいなぁ
成瀬は関係ないとか言ったことしぬほど後悔するといいよ!!怒
次回掲載号の発売日は?
次回も掲載されますね
よかった…
このまま1ヶ月とか引き摺りたくない(泣
静ちゃんチャンスですよ!!!w
2号は2020年12月19日(土)発売です
楽しみに待ちましょう
更新しました⇩
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以上ちまうさでした
最後までお読み頂きありがとうございました