2020年11月20日発売のマーガレット24号掲載「ふたりで恋をする理由」38話のあらすじと感想をご紹介していきたいと思います
コミックス最新刊は5巻です
前回までのあらすじ
クリスマス会の途中、美園の誕生日が明日だと知りお祝いの気持ちを伝えると突然抱きしめられたうらら
自分の知らない美園みたいだったと驚き、そのことで頭がいっぱいになってしまったうららに、オビは帰り際プレゼントを渡すと本当のデートをしてほしいと誘って…?!
ふたりで恋をする理由 reason 38
男の子ってわかんない
『俺と本当のデートしてくれませんか』
オビの真っ直ぐな瞳に思わず「はい」と答えたうららだったが、『本当の』デートとは何なのかと2日経った今もわからないでいた
デートに本当も嘘もあるのか
それなら以前愛慈先輩としたデートは嘘なのか
さらにわからないといえば美園のクリスマス会での行動
抱きしめられたことを思い返すと今でも真っ赤になってしまううらら
男の子ってわかんない
そう自室でもやもやしていると、部屋に入ってきたうららの姉に「何か悩んでる?」とここ1ヶ月くらい様子が変だと心配してくれていたことを知る
そこで姉に「男の子ってわかんない」と相談すると、その「男の子」は誰か特定の人なのか「男の子」という一括りで言っているのかと聞かれる
「人は男だろうと女だろうとひとりひとり違うものだし、「男の子」ってひと括りにしたら見えるものも見えなくなっちゃうかも」
相手が誰でもその人が考えていることは聞いてみないとわからない
「男の子『だから』わからないってことはない…と、お姉ちゃんは思います」
人と向き合ったら
姉の言葉がストンと胸に落ちて納得したうららは、駅のホームでオビとのデートに向かう電車を待っていた
愛慈先輩には彼の事情があったし、それにはオビは関係ないのにごちゃごちゃにして考えてしまっていた
男の子だからと自分とは違う生き物みたいに感じてしまっていたけど、そんなことはない
美園は抱きしめた理由を『嬉しかったから』と言ってくれた
それは裏を返せば自分の誕生日に家族がそばにいないことが寂しいのではないか
抱きしめた胸は大きかったけど…、そのあとに俯いた背中を思い出し、うららは切なくて胸が苦しくなった
オビとの待ち合わせの車両に乗りつつ「オビ君はオビ君」と向き合ったことがなく、ちゃんと知ろうとしたことがないことに気付く
もしちゃんと向き合ったら、今日で何かが変わるんだろうかと考える
「安堂さん」
電車に乗り込んできたオビにじっと見つめられ、少し居心地の悪いうらら
「え、なに…?」
「安堂さん私服可愛いよね」
「え」
髪のアレンジやクリスマス会の格好も可愛いと褒めたオビがハッとして言葉を止める
「可愛いって言っちゃいけないんだっけ?」
「え?」
うららは以前自分が愛慈先輩を思い浮かべて言ったセリフを思い出し「あれは…もう忘れていいので…」と弁解する
「ん?てことはカワイイ解禁?」
「え、や、解禁っていうか…」
「安堂さん可愛い」
ここぞとばかりに『可愛い』を連発するオビにアタフタ慌てふためくうらら
「はは!」
無邪気に笑うオビがいつも以上にはしゃいでいるのを、不思議そうに見つめるうらら
遊園地に着くと年末というのもあって凄い人
はぐれそうになったうららの手を握るオビが「こっち」と振り向いて嬉しそうに微笑む
その顔を見て、うららはまた今日でなにかが変わったりするのかなと考えた
感想
うららのお姉ちゃん素敵だなぁ
何を悩んでるのか根掘り葉掘り聞き出すわけではなく、でもちゃんと気にして寄り添ってくれてる感じ
お姉ちゃんの言葉で、愛慈先輩は愛慈先輩、オビくんはオビくんだと改めてわかって、ちゃんと向き合うことが出来そうですね
あとちゃんとうららの中に美園くんがいて嬉しい
このデート中にオビ君と向き合って、何かうららの気持ちに変化があるのでしょうか
美園くん推しとしてはもどかしいターンが続きそうですが…
オビ君も素敵なので遊園地デートを見守りたいと思います
まさかとは思うけど、久しぶりに名前が出てきた愛慈先輩とバッタリ、みたいなことがないといいな
次回掲載号の発売日は?
なんと次回はまさかの年明け!!!泣
オビ君とのデートはどんな展開に?!
3・4合併号は2021年1月4日(月)発売です
長いですが楽しみに待ちましょう
更新しました⇩
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こっちの御徒町くんもカッコいいんですよねー!!
お見逃し無く!!
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以上ちまうさでした
最後までお読み頂きありがとうございました