2020年10月5日発売、花とゆめ21号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」56話のあらすじと感想をネタバレ有りでご紹介していきます
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前回までのあらすじ
仁が扇言に与えた『遺書』
そこには仁と『先生』の出会いが書かれていた
墜落JKと廃人教師 Episode.56
消えたい…
自殺において一番気をつけなくてはいけないこと
それは誰にも見つからないこと
「いらねーって言ってんじゃん、携帯」
凪先生と出会い2年が経った頃、仁は先生と暮らし始めることになった
荷物も何もない仁が服は制服しか持っていないと言うと、先生は買いに行こうと提案する
しかし仁は自分にお金をかけなくていいと拒否する
「そのうち…いなくなるから…」
それでもなんだかんだ言いながら居場所を与え面倒を見てくれる先生のことを、優しい人だと理解はしている仁
だからこそ与えられた携帯はGPSで居場所を監視し、自殺妨害をはかっているとしか思えなかった
「勘ぐらなくても、こき使いたくて携帯させたいだけだよ」
さらに別の日には一緒に仁の服を買いに出かけ、自分といても楽しそうにしてくれるのが悪い気はしなかった仁
先生のテンションの高さに呆れると、「ほら、まるで私ら…」と言いかけた先生が言葉を飲み込み、急に話題を変えて話しだした
その言葉の先はきっと『親子みたいじゃないか』だと察した仁は、先生に先に帰ると告げると、1人公園で時間を潰していた
気を遣わせてしまった自分を憐れみ、今すぐ消えたいと公園で蹲る
出会い
衝動的にバスに乗り、近所の小さな森林で降りた
樹海に行かないと意味がないかもしれないと思いつつ、立入禁止と書かれたフェンスの奥へ入っていく
途中、何も持ってきていないため選択肢は餓死しかないことに気付くが、それでも先へ進んだ
そこは静かで暗くて不気味で、誰もいない場所だと確信する仁
しかし、その先の木のふもとに小さな女の子が座っているのを見つける
(子供?!何で?!)
こんなところに子供が1人でいるはずがない
きっと幽霊かなにかだと考えるも、それはそれで無理だと膝から崩れ落ちる
そんな様子を見ていた女の子は「お…にいちゃ…だぁれ?」と仁に声を掛けてくる
「だっ…誰って…お前こそ…誰…」
誰にも見つかりたくないと思って入った森の中で、見つけてしまった小さな女の子
彼女は小さな声で「み、み、みこと」と名乗った
感想
な…なかなかに重い…
先生の病みっぷりはなかなかに深刻ですね
親戚がいるにも関わらず、いくら学校の教師とは言え赤の他人と暮らすとか普通じゃないですもんね
『あんな面倒な子供』
『犯罪者の息子』
そんなことを聞こえよがしに言われてたら病む…
先生の母親は自殺してて父親はわからないって話だったけど『犯罪者』って言ってるって…父親のことが何かわかったのかな
それとも根も葉もない中傷?
そんなどん底の先生にとったら、凪先生とのちょっとしたやり取りは本当に癒やしになってたですよね
今の先生の扇言に対する優しさとかは、この頃に少しつづ培われていると思うと…なんだかうるっときてしまう
そして、ずっと気になってた扇言との出会い
次回真相が明かされるんでしょうか??
きっと双子の兄達も出てきますよね?
重いターンが続きそうだけど、気になります
次回掲載号の発売日は?
次号も掲載されますね
22号の発売日は2020年10月20日(火)です
楽しみに待ちましょう!
更新しました⇩
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以上ちまうさでした
最後までお読み頂きありがとうございました