ちまうさのブログ

少女漫画や宝塚の感想やランキングを独断と偏見でお届けします

墜落JKと廃人教師 55話(9巻収録予定)ネタバレ感想

2020年9月4日発売、花とゆめ19号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」55話のあらすじと感想をネタバレ有りでご紹介していきます

コミックス最新刊は8巻です

ミニカラー画集付き特装版はこちら⇩

前回までのあらすじ

先生が寝言で兄・扇月の名前を呼んでいたことを知った扇言

以前貰った『遺書』にきっと真相が書かれていると読んでみることに…

www.chimausa.com

墜落JKと廃人教師 Episode.55

先生の『先生』との初対面

中学1年の頃、先生(以下過去編の先生:仁)は学校の屋上に立っていた

両親はおらず親戚に預けられたもののいい環境とは言えず、ひねくれて育った仁はどうしたら楽に死ねるかということばかり考えていた

「少年、今暇?」

そんな時に出会ったのが『先生』だった

近付いていたのに気付かなかった仁は動揺するが、先生は柵の向こう側にいる生徒に驚きもせずに普通に話しかけてくる

「君忙しいの?何中?」

「…飛び降り…中…?」

「あぁ人生最後の放課後中だったわけか」

最後は有意義に自分の話を聞けと言いだす先生に、きっと綺麗事を言って引き留めようとするのだろうと内心思っていると

「今日の晩飯、おでんと寄せ鍋どっちがいいと思う?」

「何?」

カウンセリングでもするのかと思いきや、どうでもいい話を振ってくる先生

非常勤のスクールカウンセラーの彼女は「17時過ぎたら仕事はしない」ときっぱり

「どうせ誰にも相談する気なかったし…」

変な先生に戸惑いつつ投げやりに言う仁に「今から死ぬんだろ。だったら話くらいしてくれてもいいじゃん」とタバコ片手に仁を見た

適当な人

仁にとって、先生の第一印象は『適当な人』

「いじめ?差別?家庭内暴力?」

「だいたい全部…」

「そうかぁ」

「…いや、あんなの…家庭じゃねぇけど」

仁の母親は誰の子供かもわからない自分を産み自責の念で死に、父親は生存すら知らない

そんな話を親戚の家で毎日聞かされ殴られる

さらに誰が広めたのか学校の生徒もその事実を知っており、気持ち悪いと言われ友達も出来ない

「ある意味天涯孤独…ってやつ…?」

自嘲する仁

「俺いなくても誰も困んないなら、俺もう死んでもいいや。先生」

「孤独…孤独ねぇ…。君は孤独は嫌なのか」

「そりゃまぁ」

「ということは少年…お前も独身は恥だと言うのか」

「知ら…は?」

おひとりさまの何が悪いと叫びつつ、保健の女性教師に指輪を見せられマウンティングされると嘆く先生

第二印象は『話しを聞かない人』だった

慰めるでも説得するでもなく、ただ話しているだけ

最後に誰かと話せて良かったと、少しだけすっきりした気分の仁

「あぁそうだ、鍋だよ鍋。おでんと寄せ鍋どっちがいいと思う?」

「俺の話は飽きたってか」

ため息を吐きながら「キムチ鍋」と答えると好きなのかと聞かれる

「そういうわけじゃ…ないけど。食べたことねぇし…」

「あー…、一緒に食べる?キムチ鍋」

「…い、いや行かねぇ」

「買い物手伝ってくれるよなー」

何度行かないと言っても畳み掛けられるように話をすすめる先生

「だから行かねぇって俺いま」

「あぁそっか君忙しいんだっけ」

仁を振り返り、柵に背中を預けたまま仁に笑いかける

「いいじゃん、死ぬのは明日にすれば」

止めるでも見捨てるのでもなく、なんて中途半端な大人なんだと仁は思う

「は、オイ、待っ…」

「オイじゃない、先生でしょうが。凪真琴先生だぞ、灰葉仁くん」

明日死ねなんて言いながら、それからも幾度となく邪魔されて、結局仁の自殺行為は全て未遂に終わることになる

クレームの電話

扇言はベッドに寄りかかり、先生の過去が綴ってある『遺書』を読んでいた

『こんな人になるまいと思ってたけど、JKから見たら今の俺はどんな風に見えているんだろうか。似てるなんて思ってても言うなよ』

「似てる…」

『言うなって』

先生イズムは脈々と受け継がれてきたものだったのかと納得する扇言

一方、先生は詞と一緒に自宅に帰ってきていた

「仁さん、寝ないんですか」

ベランダでタバコを吸う先生に、モンローを抱っこしながら詞が声をかける

「おめーが俺のベッド占領するからだろ」

「一緒に寝ます?」

「お前とだけは絶対嫌」

「頑固な…。そんなんだから不眠症、ずっと治らないんですよ。まだ僕の片割れのこと夢に見ますか?」

核心に触れる質問に答えないまま他愛のないやり取りをしていると、扇言から先生のスマホに着信が入る

「…JK、もう読んだ…?」

「あ、先生…あの…漢字が」

「え?」

「なぜ漢字を欄外で練習するんでしょうか…。気が散って仕方ないんですけど」

「あぁそれか。いやぁお恥ずかしい話、鍋が一発で書けなくて」

2人の電話での会話を聞きながら、うしろでは詞が先生を呆れた眼差しで見つめている

「え…ちょっと待って、読み終わったんだよね?」

「まだです」

「何でかけてきたの?」

間違いや小ボケが多いクレームだと扇言は言う

「つーかこういうのはだいたい読み切ってから電話かけてくんのがセオリーで」

そう反論している所に詞のパンチが飛んでくる

「ねぇ?!電話中に殴りかかってくる?!お前ら兄妹に常識は通じないの?!」

咄嗟に避けつつ絶叫する先生の声を聞いて「まだ兄と一緒にいたんですか」と冷静に返す扇言でした

感想

先生の過去編ですね

もっと『自殺したくなるほどの過去の描写』もあるかと思って覚悟していましたが

凪先生との出会いがメインでホッとしました

それでも壮絶な家庭環境と辛い過去には違いないですが…

凪先生がいたからこそ、今の先生がいるんですねー

それにしても…

漫画のページの端に『鍋鍋鍋』とか『某暴』とかちょこちょこ書いてあって、誤植?!と思ってたら…ww

なるほど先生の『遺書』の欄外に書いてあるっていう表現なのか!!

斬新ww

扇言の電話でやっと意味がわかってめっちゃ笑いました

確かに気が散るww

次回掲載号の発売日は?

次号はお休みですね

21号の発売日は2020年10月5日(月)です

過去編がしばらく続くのでしょうか

今回の感じだと、そこまで重たくならないのかな?と思っていますが…

どうなんでしょう?

1ヶ月長いですが楽しみに待ちましょう!

更新しました⇩

www.chimausa.com

おすすめ記事

www.chimausa.com

www.chimausa.com

以上ちまうさでした

最後までお読み頂きありがとうございました