2020年8月20日発売、花とゆめ18号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」54話のあらすじと感想をネタバレ有りでご紹介していきます
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前回までのあらすじ
姫野先生から、先生が寝言で「みつき」という人の名を呼んでいたと聞かされた扇言
家まで送り届けた玄関先で、自分の『兄』であるみつきを知っているかと扇言に問われた先生の答えは…?
墜落JKと廃人教師 Episode.54
『みつき』とは…?
寝言で言っていた『みつき』は兄のことなのかと先生に尋ねる扇言
「もしかして寝言は兄のことなのかなと…それともそうじゃないなら…やはり誰か女性のかたの名前ですか?」
「デッドorダイを迫られてる気分だ俺…」
くだらないやり取りの末、みつきの兄のことを知っていると認めた先生
「すみません、こんなこと聞いて。少しびっくりしてしまって…。扇月は亡くなった方の兄だったので…」
お盆に墓地で会ったときも知っていたと頷く先生に、教師なら生徒の家族構成くらい知っていてもおかしくないと納得する扇言
「それに俺がお前のこと調べ上げても何の不思議もないだろ」
「ないんですよね…」
そんな先生の気持ち悪さに慣れている自分を怖いと心の中でツッコむ
「先生教師じゃなくて探偵やればいいのに」
「無理だ、お前以外に興味ないもの」
「左様ですか…」
黙り込んだ扇言に焦った先生は言うタイミングがなかったと謝ってくれるが、引っかかっているのはそこではないと俯く
「先生は私の事以外興味がないとか、そういうことでもウザいくらい愛情表現してくださるのに」
「ウザいって」
「私は先生のこと何も知らないから…何も伝えられないんだなと…」
先生が兄のことを知っていて感じたのは疑念ではなく、なぜ自分はこんなにも先生のことをなにも知らないのか…
「…俺全部話すつもりだよ、俺のこと」
「…え」
「俺はもしもの時、悔いが残らないように生きてるつもりだから」
扇言に近付き、その頬に触れる
「全身のホクロの数まで教えるつもり」
兄・詞(つかさ)の襲来
「ホクロには…興味ないです…」
「え、なんで?興味ないの?ちょっと数えてみろって!」
玄関先で急に脱ぎだした所に思いっきり扉が開き、先生の後頭部を直撃する
「え、え…っ」
入ってきたのは蹲る先生を白い目で見下ろす扇言の兄
「え?!お、お兄ちゃん…!今日は出張とかじゃなかったんだ…」
「まぁ…」
「先生、兄の詞です」
いまだに蹲り後頭部を押さえたまま「マジでバカじゃねぇの…」と悪態をつく先生に対し「先生?不審者じゃなく?」と、知り合いだということを扇言に悟らせない対応の詞
「あ…えと…これには色々と深いわけが…、…ないかも…」
「JK」
「もう暗いから扇言は家にいなさい。この人は僕が埋めてくるから(ルビ:病院に連れて行く)」
そのまま2人で出ていく兄と先生を不思議そうに見送る扇言
遺書
タクシーの中、まだ後頭部を押さえながら先生は詞に扉をぶつけた文句をたれる
「文句言わないでください。助けてくれって連絡よこしたのは仁さんでしょ」
公園での姫野先生と扇言の会話を聞いていた先生が、詞を呼び出していたのだった
「…そうだけど。いやだって…『扇月』の名前が聞こえたから問い詰められる前に逃げねぇとと思って…」
「問い詰められましたか?」
「…いや、そこまでは」
「扇言は優しいですから。あなたについてどんなに知りたくても、無理に聞くことはないでしょうね」
詞の意見に異論のない先生は肯定しながらも思案顔
話す気はないのかと問われると「面と向かって話す勇気がないから逃げただけで、そろそろ全部伝えますよ」と目を合わさずに微笑む
一方家に取り残された扇言のスマホに、先生からラインが入る
『タクシーなう。お前の兄ちゃん人殺したりしないよね?これ山いったりしないよね?』
『絶対埋められる。俺このまま死ぬからな!』
よくわからないネタ振りに扇言が首をひねっていると、さらにもう一言
『だからいい加減読めよ』
その言葉にピンときて、扇言はリビングから自室のクローゼットへ走る
そこにはホワイトデーに貰った『遺書』
「こんなの気付かないですよ、もう…」
先生への不満を口にし、早速読み始める
そこには先生の軽い口調で綴られた昔話
先生の母親は自殺しており、父親はだれなのかわからない
でも幼少期からイケメンだったためそれはそれはモテたと、胡散臭い挿絵と共に書いてある
「いつもモテないって言ってるくせに…」
冒頭だけ読んだ扇言はあることに気が付く
(あれ、この遺書…逐一先生の小ボケにツッコミ入れながら読まなきゃいけないのかなぁ…)
感想
詞お兄ちゃん見ると袋被ってたの思い出してシリアスなシーンでも笑ってしまうw
島袋さんの罪は重いw
あのもらっていた遺書、いつかは出てくるだろうなーと思っていましたが、やっときたー!!
今慌てて読み返したら、7巻あたりに伏線がたーくさん!!
39話で遺書書いてて
43話には詞が先生のところに扇月が『僕の死は仁さんのせいだ』って言って亡くなったって言いに来る悪夢を見てたり
8巻の46話のホワイトデー回で遺書をもらってます
今までも至る所に詞がちょこちょこ出てきてるし…
これはゆっくり読み返してから次号に備えておきたい!!
先生の過去かぁ
かなり重たそうな気がする…
だって何度も自殺トライしてるんだよね…?
シリアスな展開になりそうだけど、過去編楽しみです
次回掲載号の発売日は?
次号も掲載されますね
19号の発売日は2020年9月4日(金)です
過去編(捏造を含む可能性アリ)が始まるそうです!w
なに捏造含むってww
シリアスになりそうですが、きっとちょっとした笑いも忘れずに入れてくれると思うので、楽しみにしていようと思います
更新しました⇩
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以上ちまうさでした
最後までお読み頂きありがとうございました