ちまうさのブログ

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【咲坂伊緒先生 新作読み切り】別冊マーガレット6月号「乙女のいたり」ネタバレ感想

2020年5月13日発売の別冊マーガレット「乙女のいたり」あらすじと感想をネタバレ有りでご紹介しようと思います

「思い思われふりふられ」完結後、初の読み切り!!

待ってました!って感じですよね!

「ふりふら」W映画化って凄い…

この作者様、連載するたび実写化してる気がする

それだけ多くの読者に支持されてるんですね

新作読み切り「乙女のいたり」

小羽から見た桐生くんという人

「柏木さん、傘持ってないの?」

ある日の帰り、雨で立ち往生している小羽(こはね)に声を掛けてきたのは、同じクラスの桐生くん

高校に入学して2ヶ月ちょっと経ったが、話したのはこの時が初めてだった

「入ってく?」

「あ、ううん。いいの、大丈夫」

教室ではいつも1人で本を読み、休み時間は教室にいない彼

人との交流が苦手だと思っていたため、傘に入れてくれようとしたのが意外だった

せっかく入れてくれようとしたのを断ったのが気になる小羽は、次の日の休み時間に桐生くんを探します

「俺に何か用?」

「あの時断ってごめん」

「ごめんってどうして?」

「だって、せっかくの厚意断られたらなんか傷つかない?」

「?傷付かないけど」

意外に思い驚く小羽

「それならいいんだけど…」

「でも気にしてくれてたんだね。ありがとう」

話してみると、話しにくいわけじゃない桐生くんに、小羽はもっとクラスメイトと交流したらどうかと提案する

すると、ひとりでいるのも、休み時間に図書室に来ているのも本が読みたいからで、みんなの輪に入れないからひとりでいるわけではないと言われ、可哀想な人扱いをしてしまった自分を反省する小羽

「いいよ別に。自分ではかわいそうな人と思ってないから何とも思わない」

小羽はその考え方を羨ましく思う

桐生くんから見た小羽という人

それから小羽は時間が出来ると、桐生くんがいる図書室に通うようになる

口実に何かオススメの本を教えてと頼むと、小羽がどんな人か知らないからオススメを聞かれても困るとバッサリ

「俺の好きな本ってことでよければ」

そう教えて貰った本を読み進めていくと、意外にも面白くてハマってしまう

教室でお昼も食べずに黙々と読んでいる小羽を見て、思わず微笑む桐生くん

しかし、それを見ていた小羽の友達が「なんか不気味」と、桐生くんを苦手だと思っていることを知る小羽

その日の帰り、図書室に寄り、教えてもらった本を読み終えたと報告し感想を伝える

その本は残酷性があり主人公も王道ではないが、とても面白い本だった

「私が作者だったら、ここまで酷いふうに書けないよ。読んだ人に嫌われるかもって怖いもん」

その言葉で、小羽のことがわかってきたという桐生くん

「柏木さんの言動って、他人からどう思われるかが基準になってるんだなって」

図星を突かれた小羽は、みんなが桐生くんのように誰にどう思われても平気なわけじゃないと言い返すが、桐生くんはなぜ小羽が怒るのかがわからない

「それがいいとか悪いとか一言も言ってないのに」

怒るということは、そんな自分をどこか嫌だと思っている…

そう感じた小羽は、自分のことを話し出す

母親がピアノの先生をしていて、小さい頃から小羽も習っている

続けていると母親が喜んでくれるのが自分も嬉しいし、ピアノも好きだと思っていた

でもあの雨の日、火曜日は本当はピアノのレッスン日で早く帰らなくてはいけなかったけど、雨で帰れなくてちょっと嬉しいと思ってしまった自分がいた

でも母親をがっかりさせたくないから辞めたいとは言えない小羽

「本心も言わせてもらえないの?」

「ううん。でも、がっかりはっせちゃうでしょ?」

「そっか。柏木さんは優しいんだね」

それは「優しい」とは違うと心の中で呟く小羽

どう思われる…?

帰り道、あの本は面白かったか聞く桐生くん

「うん!面白かったし好きだなって思った!」

どんなところが?と聞き返され、読み手のご機嫌取りをしていないところや、嫌われるかもという次元の気持ちで書いていない潔さが好きだと熱弁

「なんかあの本って桐生くんみあるね」

だから私はあの本好きだと思ったのか、と納得しかけて初めて自分の気持ちに気が付く小羽

「えっ」

ちらりと隣を歩く桐生くんを見上げる小羽

好きだと気付くと目が合っただけで恥ずかしくなってしまう

「お先に失礼します」

明らかに挙動不審で去っていく小羽に怪訝な表情の桐生くん

しかし今の会話の流れを思い出し、小羽の気持ちに勘づく

次の日から、話しかけられないよう不自然に桐生くんを避けてしまう小羽

ついに捕まり、至近距離で問い詰められる

「もしかして、柏木さんて俺のこと好きなの?」

桐生くんにどう思われるかわからず、なんとも答えられない小羽

そんな2人を見て、小羽の友達が勘違いし、桐生くんを責めてしまう

違うと弁解したいが、桐生くんを好きだと友達に言ったら、友達からどう思われるのかが気になり言えなくなってしまう小羽

「ごめん。柏木さんは優しいから、嫌がっててもはっきり嫌って言えないんだって忘れてた」

そう言って去っていく背中に「私は優しいんじゃないよ」と声を掛ける

「知ってる。ビビリでしょ?」

家に帰り、自己嫌悪に陥る小羽

誰かをがっかりさせたくないんじゃなくて、自分が誰かにがっかりされたくないだけだったと気付く

たとえがっかりされたって、自分が変わるわけじゃない

そう思い立ち、母親に話をしにいく

私の気持ちは私が決める

図書室でひとり本を読む桐生くん

ここ最近小羽が座っていた椅子を見つめ、小さくため息をつく

昇降口へ行くと、今日は雨

人影に気が付き声を掛ける

「雨…降って良かったね。今日火曜日だもんね。じゃあね」

「ピアノは辞めたよ。お母さんに切り出すのは怖かったけど…」

背中を向ける桐生くんに、怖くても言わなくてはと、必死に自分の気持ちを伝える小羽

自分と正反対の桐生くんに惹かれたこと

本当は他人からの評価で自分の言動を決める自分が嫌だと思ってたこと

桐生くんが友達に誤解されたのに何も出来なかったこと

「ごめんなさい。ごめんなさい」

溢れる涙を隠すように頭を下げる小羽の目の前に立つ桐生くん

「ところで結局、柏木さんは俺の事好き?好きじゃない?」

誰にどう思われても、私の「好き」くらい私が決める

そう決心した小羽

「私は桐生くんが好きです」

桐生くんはそっと小羽にキスをし、人にどう思われるか気になる気持ちが今ならわかると告げる

「俺が気になるのは柏木さん限定だけど」

真っ赤になった桐生くんに微笑む小羽

「入ってく?」

オススメの本を話しながら、2人で相合い傘で帰っていく2人なのでした

感想

咲坂ワールド全開って感じのお話でしたね!

主人公の小羽がいい子なんだけど、どうしても周りの目が気になっちゃうっていう

毎度思うけど…女子中高生あるあるを上手く描きますよねー

大人になると「言えばいいじゃん」って感じるけど、実際あの頃は『学校』という狭い世界でしか生きてなくて、そこで居場所を失ったら生きていけないとすら考えるほど固執してた気がします…

一方の桐生くんは変わり者っぽいけど、小羽との相性はとても良さそう

言いたいことズバッと言っちゃう感じ、良いこともあるけど無駄に敵を作ったりしますもんね

小羽と付き合うことで緩和されるとよりいい男になりそう(何目線w

次の連載はいつ始まるのかなー??

楽しみですね!!

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以上ちまうさでした

最後までお読み頂きありがとうございました