現在花とゆめで連載中の『暁のヨナ』32巻のあらすじと感想を、ネタバレ有りつつご紹介していこうと思います
前回までのあらすじ
大々的に緋龍城に凱旋させられたヨナ
次に四龍のお披露目をと武術大会が開かれることに
四龍の力を見せつけるため、能力を出させたら将軍たちが負けるよう仕組まれた八百長の試合
それぞれ将軍と戦うジェハとキジャは…?!
182話【劇薬】
お互いに本気を出さずに戦うグンテとジェハ
スウォンは当然ケイシュク参謀がすべて仕切っていた八百長に気が付きます
「…なぜケイシュク参謀の勝手を許しているの?」
ケイシュクがいる前でスウォンに聞くヨナ様素敵w
王妃と誤解される席に座らせられるなんて屈辱だけど、与えられた席に座っただけだと冷静を保つヨナ
それを見たハクが暴れたら討ち取ろうと考えているのも、ヨナは当然お見通し
ハクは思い通りにならないと宣言
一方大会は、ジェハとキジャが四龍の力を見せつけるように会場を壊す勢いで暴れだし、観客はどんどん逃げ出してしまう
反乱を起こされると焦るケイシュクだが、ジェハもキジャもそれぞれグンテとジュドに切られて試合終了
シンアとゼノが出ないまま、大会は終了することに
183話【終幕】
切られたジェハのもとへ駆け付けるハク
一連の騒動は、会場を壊しゼノとシンアの能力を見世物にしないため
オチがつかないからわざと切られたのだった
傷を負ったジェハをグンテが、キジャをジュドが運び、残った観客は将軍と四龍が手を取り合う光景に大盛り上がり
天幕に戻った四龍だが、やはりハクは入れてもらえず、席に戻るよう兵に言われる
上座に座るヨナを見て遠いと落胆しそうになったところに、「ハク様ー!おかえりなさーい」と風の部族の声が耳に届く
お帰りと言われても、今の緋龍城では帰ってきた気がしないハク
同盟を結ぶのは譲歩したが、専属護衛を剥奪される筋合いはないと、気合いを入れ直す
自分を監視する兵士を部屋に呼び出し、空の部族に入れて欲しいとケイシュクに伝えるよう頼む
見てるだけはやめ、欲しい居場所は自分で作るとユンに語るハク
「一兵卒から駆け上がってやる」
184話【違う景色】
空の部族第三十五番隊に入隊した新入りは、どう見ても雷獣ww
押し付けられた兵士の戸惑いが手にとるようにわかって可哀想になるww
第三十五番隊の主な仕事は掃除や給仕・洗濯などの雑用
ジュドはハクを見つけて不穏な顔
そりゃそうですよね
スウォンに忠誠を誓っていないと入れない空の部族軍にハクがいたら…
なぜイル陛下が殺されなければならなかったのか、本当はスウォンに聞きたかったが、ジュドに問うたハク
それはスウォンの父であるユホンがイルに殺されたからだと話すジュド
にわかには信じがたいハク
スウォンは、父を殺された復讐をした?
そもそもそのことにヨナは全く関知していない…
ハクは、スウォンとはずっと前から同じ景色を見ていなかったと感じる
3人で面倒を見ていたグルファンがハクのところに降りてくるのがより切ない…涙
185話【冀求】
ジュドからスウォンに忠誠を誓うかと問われたハクは、ヨナが同盟を結ぶと決めた以上、自分から反故になるような真似はしないと話し、ジュドも一応それを受け入れたよう
一方のスウォンは、ゼノの不老不死の能力に興味があると言い2人で話すことに
先日の武術大会は、ゼノの能力見たさに開いたものっだったと知る
そしてハクが三十五番隊に入隊したのを目にすると、「…なにやってんの…」と膝から崩れ落ちます
すぐに立ち上がりその場を後にしたスウォンだけど、これはかなり意味深…
その夜、ヨナの部屋にミンスを探して具合の悪いスウォンがやってきます
苦しげなスウォンを見て、父王イルの最期が脳裏によぎるヨナだけど、スウォンを抱きしめて介抱します
「鎮まれ、鎮まれ…」
その腕がヨナだと感じ夢だと思うスウォン
夢ならヨナと昔のように話してもいいと、今日ハクが空の部族にいたこと、そのそばをグルファンが飛んでいたことを話します
子供の頃の2人の無邪気な顔が余計ツライ…(泣
186話【向き合わなくては】
具合の悪そうなスウォンを抱き締めるヨナ
正気に返り、ここがヨナの部屋だと知るやいなや退散しようとするが、頭痛でふらついてしまい、それを見たヨナは強引に寝かせます
スウォンが熟睡した頃、ヨナの部屋にケイシュク参謀がやってきます
医務官を呼ぶと言い、そこに来たのは先程までユンと医術について語り合っていたミンス
王の主治医になっていたのに驚くヨナ
スウォンの容態が落ち着き、ヨナはスウォンの体調について聞くが、疲れているだけと言われ不信に思う
一方ケイシュクは、スウォンが倒れたことをジュドに報告していた
頭痛でミンスを探していたこと
それは今日が初めてではなさそうだったこと
そして先日、跡継ぎは自分の血筋じゃなくても良い、跡継ぎを作るのには時間がかかり過ぎるとも話していたこと
ケイシュクとジュドは、スウォンには時間が無いのでは…と案じ、戒帝国への進軍を急ごうと話す
187話【秘事】
四龍にもハクにもユンにも会わせてもらえず、軟禁状態になってしまったヨナ
ジュド将軍に詰め寄るところは、さすが姫様って感じでカッコよかった!!
スウォンと話をさせてと言い、執務室にミンスと行くも、スウォンは膨大な書物の中で眠ってしまっていた
そのスウォンの寝顔を見て昔の記憶がよぎり、病で苦しんでいたスウォンの母・ヨンヒと、先日の苦しんでいたスウォンの姿がリンクする
そして、ヨナはなぜ自分が監禁状態にされているのかを理解する
「スウォンは、死に至る病なんだ」
ミンスは必死で誰にも話してはいけないとヨナに訴えます
王の病は国家秘密
口外すれば聞いたものも死罪になってしまう
ヨナの部屋に様子を見にジェハが飛んできてくれますが、四龍やハクを危険に晒したくないヨナは、もう会いに来ないでと言ってジェハを追い返します
感想
緋龍城についてから、ヨナたちへの逆風が凄い
武術大会でのキジャとジェハの活躍と、それを怒るシンアとゼノの関係性が素敵
そりゃ2人は隠れ蓑になって守られたって嬉しくないよね
仲間っていいなぁ(しみじみ
ふたりと戦ったジュドやグンテも、八百長なんて許す人じゃなかったのに、それだけスウォンに忠誠を誓っているということ?
悪い人ではないと思うからこそもどかしい…
反対にケイシュク参謀への不信感(ぶっちゃけ嫌悪感)がうなぎのぼり!w
漫画だとわかってるのに「きぃーーー!💢」となってしまうw
ハクとヨナが会えないのも見てて辛いよー
なんとか一兵卒から成り上がろうとしてるハクと、ハクを危険にさらしたくないから遠ざけようとするヨナ…
言えない秘密を抱えてしまったせいで、2人がすれ違うのが本当に切ないしもどかしい…!!
33巻の発売日は?
次巻の予告は載っていませんでしたが…
通常通りなら2020年8月頃でしょうか
今はコロナウイルスの影響で、もしかしたら発売日がずれ込むこともあるかもしれないですね
大変な時期に素敵な漫画を読ませて頂けて…感謝です
楽しみにゆっくり待ちましょう!
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以上ちまうさでした(*´ェ`*)
最後までお読みいただきありがとうございました