『さくらと先生』5巻のあらすじと感想をネタバレも交えつつご紹介しようと思います
【これまでのあらすじ】
さくらは2年生に進級し、藤春先生が担任に
嬉しい反面、ちょっと不安なさくら
もっと先生に近付きたいと「早く大人になりたい」と言うさくらに、先生は検定で満点を取ったご褒美といって遠くの海に連れ出します
誰もいない海で、初めて先生から「好きだよ」と言ってもらったさくらの目には涙が…
感想
浜辺で先生から告白してもらっても、まだ帰りたくないさくら
わがままを言ってショッピングモールに行き、手を繋いで普通のカップルのように過ごします
夜になり、展望台へ行く2人
「今日楽しかった?」
「はい。夢みたいだった」
「夢だよ。幻、妄想、何でもいいんだけど」
「…はい、わかってます」
今日はこれを言いに来たという先生
それをさくらも察してたんですよね
これからは必要以上に話さない、待ち伏せもしない、2人きりにならない
そう約束を交わします
そして3年生になったさくら
ひょんなことから先生に誤解され怒られてしまいます
誤解を解こうにも聞く耳を持たず、ケンカのような状態に
そんな2人を見兼ねた瀬戸くんが助け舟を出してくれて、ヤキモチを妬いた先生と無事に仲直りします
先生の授業中、急に質問って手を挙げるさくらがすごい好き!
「好きな人がいます。ちょっとした行き違いで怒らせてしまったんです。誤解を解きたいけど話を聞いてもらえません。どうしたらいいと思いますか」
ビックリ顔の先生とルナの顔ww
「とても好きな人なので大事にしてるんです。それを伝えたいんです」
真っ赤になりながら手を挙げたまま話すさくらに、先生も降参しましたね
そりゃここで答えないとか男が廃るってもんですよ!!
「話し合いも出来ないってことは、相手は逃げてるってことですよ。そんなお子様は放っといて、他の男子と目の前で親密にしてやりましょう。効果抜群ですよ」
この2人にしかわからないやり取りでの仲直り…
めっちゃ萌える…!!!!!
進路に悩んだ時も、先生には頼らずに自分で考えて決断をしたさくらと、それを見守っていた先生の描写がすごく素敵です
大学を決めたあとにちゃんと報告に来て、自分の思いを話したさくらに「満点。よくできました」って…!
それは先生として?彼氏(仮)として?!
ここから大学合格、卒業まで一気に進みます
受験に合格したのをルナと一緒に先生に報告に行くさくら
「藤くん、受かったよー!さくらが」
「おめでとうございます」
「そんだけー?もっとなんかないのー」
「湊さんなら大丈夫だと思ってましたから」
その言葉に嬉しそうなさくらと、不満気なルナ
ルナがめっちゃいい仕事してくれる!!w
「ごほうびとかないの?!」
「えー湊さんごほうび星人だからなー」
コレ!!
もう先生ルナにはバレてもいいと思ってるでしょww
しかも条件出してごほうびぶら下げたの毎回先生ですよね?!
卒業式
校舎ですれ違う2人
約束を破って声を掛けたのは先生の方
「ダメですよ先生。2人きりにならない、必要以上に話さない。約束したじゃないですか」
まさかさくらから言われると思ってなかったのかな
先生の顔w
そして「握手ならいいかな」とお世話になった先生と生徒としての握手を交わします
涙ぐむさくら
握手した手に「ごほうびです」とさくらに渡したものは…?!
はーーーー!!
本当にいい作品でした!
終始先生がズルかった!!
先生×生徒のマンガは沢山ありますが、この『さくらと先生』は穏やかな雰囲気で描かれている秘密の恋って感じがとても良かったです
セリフやモノローグだけに頼ってない感情描写もとっても好みでした
全5巻と丁度いい長さでダラダラ続かないところも良い!
もっと読みたいなーくらいで終わるのが余韻に浸れて好きです
…続き読みたいけどw
おすすめなので、未読の方はぜひ読んでみて欲しいです!!
以上ちまうさでした(*´ェ`*)
最後までお読み頂きありがとうございました