今回はマーガレットで連載中の「愛したがりのメゾン 1巻」についてお話していこうと思います
1~6話収録
詳しいあらすじ・ネタバレはブログ後半で
感想
1巻にしてすでに前作超えの予感!!
ちまうさはこの作者さんの『雛鳥のワルツ』が大好きなので、正直『空色レモンと迷い猫』はちょっと物足りなかったんです
それが今回はひとつ屋根の下に同級生が男女3人ずつて!
面白そうな予感しかしない!
切実に空間先生の助手になりたい…w
主人公のわかばの性格の良さが高感度大!
お人好しとか自己犠牲とか言われちゃってるけど、やっぱり優しいですよね
自分が人付き合いを苦手なのを自覚しつつ、でも克服しようと話しかけに行ったり努力してるのが健気で応援したくなります
さてさて本題の恋愛模様ですが…
誰推し?!ww
ちまうさは断然天見くん推しです(*´ェ`*)
ツンデレ萌えが過ぎるよね
いちいち照れ隠しに萌えハゲるよね
伸びしろ凄そうで楽しみー
『雛鳥』の椎名くん的なね!
とはいえまだ誰エンドか予想つかないですね
爽も名前のごとく爽やかイケメンだし、岸くんも同盟関係の男友達と見せかけて今後…?!かもしれないし
それにしても『恋するための寮』って斬新な設定
ありえないけど憧れるって少女漫画の醍醐味が詰まってる…!
はぁぁぁ楽しみ!!
これ絶対どんどん面白くなって混戦状態になるやつー!
ちまうさの大好物なやつー!!
【第1話】
高校入試当日、春野わかばは受験票を落としてしまい大パニック
誰にも聞けずにオロオロしているところに、受験票を拾ってくれた男子生徒が届けてくれる
彼が高校からは寮に住むと友達と話しているのを聞いたわかばは、つられて『愛(ラブ)メゾン』と呼ばれる寮に入居を決めた
社会心理学の大学教授で責任者の空間(そらま)から、ラブメゾンの説明を受ける入居者の6人
①入寮期間は1年間
②寮内の生活費用は全て無料
③家事は自分達で行う
④恋をしよう!!
若者の恋愛心理を研究する空間は国から助成金をもらい、この『恋するためのハウス』を作って観察したいと言う
さらに、1年後にカップルになっている人がいたら、祝い金として1億を出すと突拍子もないことを言い出した
変なところに入ってしまったと早くも後悔しかけるわかばだが、入試の日にあった男子生徒、一ノ宮爽が自分を覚えててくれたと知ると、あっという間に気持ちが浮上する
説明後、わかばに気さくに話しかけてきた日比木綾
女子会しようともうひとりの女子生徒、折原百合乃を誘うも「仲良くする気ない」と早速険悪に
「一緒に暮らすなら仲良くするものじゃん!」という綾と「お金が貰えるならカップルになりたいからライバルだ」という百合乃
そんなふたりに挟まれ、結局仲裁も出来ずにひとり落ち込むわかば
このままは嫌だと綾の部屋に謝りにいくと、頭が痛いから話したくないと言われてしまう
「ゴリゴリくんのざくろ味じゃないと頭痛が治らない」と体よく追い出されるが、その言葉を真に受け、雨の中アイスを買いに行くわかば
雨に濡れて帰ってきたのを見て、龍之介は綾に頭痛は嘘なんじゃないかと聞く
「ムダにふり回されたんだよ」と冷たくいい放つ龍之介と気まずそうな綾に「なんだ、もー!よかったー!」と満面の笑みのわかば
綾は仮病を謝りわかばと仲直りするが、龍之介からは「優しいんじゃなくて自己犠牲のお人好し」と言われてしまう
濡れたまま玄関で立ち尽くしていると、揉めているのを聞いていた爽がタオルを持って来てくれる
わかばの髪を拭きながら慰めてくれる爽
「あの気まずい空気を飛ばしてくれたのは間違いなく君だ!」
「わかばが、ここにいてくれてよかったな」
その言葉に、入試の日を思い出すわかば
「見ず知らずの私なんかのために…息きらして必死に…」
「私…嬉しくて嬉しくて、好きだなぁって……」
(*´ェ`*)言い過ぎた気がしてタオルを持ってってあげようとするツンデレ龍之介萌えー
【第2話】
思わずぽろっと告白してしまい焦るわかばは、なんとか誤魔化そうとするも「…ごめん」と言われてしまう
「あの時は嬉しかったってことを言いたかっただけだから大丈夫」とその場を去ったが、翌日もギクシャクしてどうしたらいいのかわからない
そんな中、親睦を深めるため庭でキャンプを提案する空間
わいわい楽しめる気分じゃないわかばは、テントを張りながら上の空
そこに手伝いに来た龍之介に「早い玉砕だったな」と言われ、先日の爽とのやりとりを聞かれていたと知る
他の人に黙っててほしいと言うと、「言わない。興味ないし」と素っ気ない言い方をされ、さらに恥ずかしさに拍車がかかるわかば
集中してなかったせいで、テントを支えるペグの打ち込みが緩くなっていたのを龍之介に指摘され、2人で直そうとした時、強い突風が吹き、反対側のペグが抜けてしまう
風に煽られポールごとわかばの方に倒れてくるテント
痛みを覚悟し、ぎゅっと目をつぶるわかばを、身を挺して庇ってくれる龍之介
お礼を言いかけるも「ぼーっとしながら適当にやったんだろ」と叱られてしまう
テントのポールは折れてしまい使い物にならない
音を聞きつけて来たみんなに何があったのかと問われ、わかばが説明しようと口を開くと「悪い。オレのミス」と庇うように前に出てくれた龍之介
テントはないもののバーベキューが始まり、庭の端でひとり椅子に座る龍之介に肉を持っていくわかば
「…お礼?あの…いろいろありがとう。ミスも…かばってくれて」
「だってオレもテント係だし」
特にわかばを庇ったつもりはないような龍之介の態度に困惑していると、後ろから爽に声を掛けられる
「手伝ってくれる?みんな中でジュース飲んでて」
1人肉を焼く爽が普通に話しかけてくれても。いまだに気まずさが抜けないわかば
「一之宮くんは飲み物飲まないの?私持ってくるよ」
その場を離れようとしたわかばの手を掴む爽
「わかばに聞いてほしい話があるんだ」
【第3話】
バーベキューで盛り上がるメンバーから少し離れ、庭の隅で2人きりになったわかばと爽
告白へのネガティブな返事が返ってくると俯くわかばに、爽は「嬉しかった」と打ち明ける
ごめんと言ったのもわかばが問題なのではなく、自分自身の問題なのだと
「いっつも振られるんだ。『本当に私のこと好きなの?!』って、毎回それ」
自分なりに彼女のことを大事に思っていたつもりでも、毎回同じ理由で振られるため、自分はまだ恋愛のことは何もわかっていないのでは思い、このラブメゾンに来たという
真剣に話してくれた爽に、少しだけ近付けた気になり嬉しくなるわかば
さらに「これから、もっと仲良くなりたいんだよね、わかばと」と言われ、バスケのシュートが入ったら爽を名前で呼ぶと弱々しく宣言
投げたボールはリングに当たり跳ね返ってしまうが、それをキャッチし、そのままゴールへ投げ入れる爽
「…今から『爽』ね」
(*´ェ`*)かぁっこいいーーーー
その夜、男女それぞれテントで就寝のはずが壊れてしまったため、リビングで合宿のように全員でザコ寝することにした6人と空間
男女交互にと百合乃が提案し、わかばの左右には爽と龍之介
まだちゃんと自己紹介していなかったため、名前と寮に来た理由を言っていくことに
「岸悠真!なんか面白そーって思ってここにきました」
「折原百合乃。ここに来たのは無料だから」
「日々木綾で〰す!学校以外でも友達といられるの最高!と思ってきました」
「…天見龍之介。…まぁ俺も、無料だし。家出たかったし。…出身は広島」
どんどんすすんでいくなか、わかばの番に
まさか爽を追って来たとは言えず
「春野わかばです…、ちょっと…飛び込んでみようかな?!と、来ました…。家はお菓子作ってます」
「…洋菓子店?」
「あ、洋菓子と和菓子両方」
そう自己紹介を終えると、意外にも食いついたのは龍之介だった
そして最後は爽の番
「一之宮爽です。ここに来たのは…恋をさがしに?」
合宿の夜といえば怖い話!と電気を消す空間
部屋にメガネを忘れたから取りに行くという龍之介に便乗してその場から逃げるわかば
2階への階段を上がりながら「なんでついてくんの」と責められるも、盛り上がっている怪談話と悲鳴が怖くて下のトイレに行けない
「天見くんは聞かなくてよかったの?」
「べつに」
「怖いもんね」
「怖いわけないだろ」
食い気味に龍之介が答えた瞬間、階段が軋んで『ギィッ』と音を立てる
それにビクッと肩を揺らす龍之介
タイミングの良さに思わず笑ってしまうわかばを、無言で睨みつける龍之介
(*´ェ`*)照れ隠しふぅーーー
翌朝目覚めると、目の前には龍之介の寝顔のドアップ
近さに驚き反対に寝返ると、そちらには既に起きていた爽の笑顔のどアップ
朝から心臓吹っ飛ぶほどドキドキさせられるわかば
ねぐせを爽に指摘され真っ赤になるわかばを、百合乃がじっと見つめていた
【第4話】
歯磨きしながら今朝の爽の笑顔を思い返していたわかば
寝顔見られたかなと呑気なことを考えていると、洗顔をしに来た百合乃が「一之宮くんと付き合ってるの?」と聞いてくる
驚きながらもフラれたと正直に話すと「私が狙っても問題ないね」と言う百合乃
祝い金の1億を手に入れるために、『とりあえず』爽から見定めて恋人になれる可能性が高い人に決めると言い切る百合乃の話についていけないわかばだった
お弁当を自分達で作った6人は、空間の提案で隣の人と交換することになった
爽は百合乃と、わかばは龍之介と、綾は悠馬と
昼休み、友達とお弁当を食べようと移動中、爽と百合乃がふたりで食べているところに遭遇する
爽は無邪気に「わかばも一緒にどう?」と誘ってくれるが、百合乃に睨まれ退散
教室に戻り、龍之介の作ったお弁当の包みをを開けると、お弁当箱の上に小箱が乗っていた
中を開けると、一粒の和菓子
そのまま持ち帰ったわかばは、龍之介が帰って来るとその小箱を渡す
「…なんで残してんの」
「だって…和菓子をわざわざこうやって持ってくなんて、食べるの楽しみにしてたのかなって…」
そう言われた龍之介は小箱を受けとると、和菓子を半分に切ってわかばに差し出す
「美味しい」と一言感想を言うわかばに対し、急に饒舌になり和菓子を誉める龍之介
驚くわかばだが、和菓子が好きで自己紹介の時に話に食いついてきたのかと納得する
(*´ェ`*)照れ隠し第2だーーーん!ふぅぅっ
「知らなかった」
「…言ってないし」
相変わらず素っ気ない龍之介の返答
しかし、その言葉を反芻し、自分はまだ誰のことも知ろうとしていなかったと反省する
(これから、ちゃんと知っていこう。みんなのこと)
【第5話】
責任者の空間が自宅に帰ることとなり、その代わりに助手の樹が管理人として住むことになった
観察だけでは心の内を知れないということで、空間と樹だけが読める日記アプリをダウンロードし、一言でもいいからその日にあったことを書くというのが新たにルールとして加わります
部屋に戻る途中、爽がひとりで共有スペースにいるのを見つけて声を掛ける
「い、一之宮くん」
「…あれー?俺バスケゴールしたよねー」
(*´ェ`*)言い方がイケメン!
「爽…くんっ」
「なーに?」
(*´ェ`*)満足そう…可愛いかよ
何しているのか聞くと、買い物に行きたくてスマホで探しものをしているという爽
一緒に行けたら爽を知るチャンスなのでは、と思う一方、フラれているのでうっとうしいかも…と考えてしまうわかば
しかし、今朝の百合乃とのやりとりが脳裏によぎり、勇気を出し買い物についていっていいかと聞いてみます
「うーん、『ついてくる』ってなんか違うよねー」
「だっだめですか」
「『一緒に!』買い物行こうよ」
そんな様子を見ていた龍之介と悠真、そして百合乃
「ねぇ、それ私も一緒に行っていい?」
「じゃあ俺も行くー」
あっという間に百合乃と悠真の2人が加わり4人で出掛けることに
残念に思いつつ部屋に戻ろうとするところを、悠馬に手を引かれ引き止められる
「春野さぁ…好きだろ、一之宮のこと。で、折原もあいつを狙ってて、現在バトル中」
図星を指されパニックになるわかばに、悠馬が本題を持ちかけます
「4人で出掛ける時さぁ、俺が春野を助けるよ」
「な…なんで岸くんが?」
「だから…代わりっちゃあなんだけどさ、春野も協力してよ。俺とあーや」
悠馬は綾のことが気になっているらしく、わかばは協力を約束し同盟関係を結びます
恋バナが出来る男友達が出来たことで、さらに頑張ってみようと決心したわかばは、その決意を日記アプリに記す
そして、いよいよ土曜日
いったいどうなる?!
【第6話】
ショッピングモールについた4人
百合乃が爽の腕をさりげなく掴んでアピールしているのに焦るわかば
すると悠馬が百合乃のを強引に連れて別行動に促してくれる
悠馬に感謝しながら、爽のお目当てであるマグカップを探しに行く2人
「よかったら、わかば選んで?」と頼まれ、爽の好みをしるために好きな色を聞き、真剣に選ぶわかば
そんなわかばにリボンモチーフのヘアアクセを持ってきて髪に当て、「かわいい」と微笑む爽
(*´ェ`*)くぅぅぅ
幸せに浸っていると、悠馬から『折原がそっち向かった。逃げろ』とラインが
遠目に見えたのに気付いた爽は合流するか聞いてきたが、まだ2人でいたいわかばは「もっ…もう少しだけ…2人で…」と本音を呟いてしまう
もっと他に言い方があったかもとすぐに落ち込んでしまうわかばだが、「いーよ、いこ!」と爽に手を取られて走り出す
(*´ェ`*)岸くん、グッジョブだよ!ちまうさが褒めるよ
嬉しくて爽の前では自然と笑顔になれるわかば
2人で逃げる途中、イベントが開催されているのか人だかりが出来ています
人混みで見えないわかばをぐいっと抱き上げる爽に真っ赤になってしまうわかば
そこに百合乃と悠馬がやってきます
「あーーー!やっと見つけた!」
「逃避行、終わっちゃったね」
帰り道、わかばと悠馬の協力関係に気付いていた百合乃は「ずるくない?」とわかばを責めます
ズルをしている意識のなかったわかばは言葉に詰まってしまうが、すかさず聞いていた悠馬がフォローしてくれます
「戦い方なんて人それぞれだし、個人の自由だろ」
その言葉に何を思ったのか、納得した様子の百合乃
玄関の前で爽に貰ったヘアアクセを見て今日の幸せを反芻していると、コンビニ帰りの龍之介と鉢合わせる
「まだ諦めてなかったのか」
「きっと天見くんだって、こ、恋?!とかしたら…」
「残念。俺はそんなのまったくする気ないんで」
「で、でもここって恋するための寮だから…これから何が起こるかわからないよね」
悔しくていい返してしまったわかばの言葉尻をとって「確かに、何が起こるかわからないな」と返した龍之介の視線の先には、ソファで爽を押し倒す格好の百合乃
「ねぇ一之宮くん、私と恋人にならない?」
(*´ェ`*)だっ大胆ーー!
一方、大学の研究室
空間と助手の樹が休憩にババ抜きをしている
「『1年後にカップルになってたらその人に1億』なんて…良かったんですか?」
「どうして?」
「簡単に持っていかれるんじゃないかと」
その質問にいつもにこやかな空間から笑顔が消え、真剣な表情になる
「僕はね、簡単じゃないと思ってるんだよ。ちょっと厄介なジョーカーがいるからね」
2巻の発売日は?
以上、1巻収録の内容でした
次巻2巻は2020年3頃発売予定!
最後の空間先生の意味深発言の真意は明かされるのでしょうか?
あと押し倒されてる爽はどうなりますかね?w
楽しみですね!
更新しました⇩
以上ちまうさでした(*´ェ`*)
最後までお読みいただきありがとうございました